水質検査項目の解説
水質検査を行っている50項目の内容について、その説明と基準値を上回った場合の影響などを記載しています。
| 項目 | 説明 | 備考 |
|---|---|---|
| 1一般細菌 | 病原生物に汚染されている疑いがあります。 | 病原生物による汚染の指標 |
| 2 大腸菌 | 病原生物に汚染されている疑いがあります。 | 病原生物による汚染の指標 |
| 3 カドミウム及びその化合物 | 鉱山排水や工場排水などから河川水などに混入することがあります。 | 無機物・重金属 |
| 4 水銀及びその化合物 | 河川や、工場排水、農薬、下水などの混入によって河川水などで検出されることがあります。 | 無機物・重金属 |
| 5 セレン及びその化合物 | 鉱山排水や工場排水などの混入によって河川水などで検出されることがあります。 | 無機物・重金属 |
| 6 鉛及びその化合物 | 鉱山排水や工場排水などの混入によって河川水などで検出されることがあります。水道水中には含まれていませんが鉛管を使用している場合に検出されることがあります。 | 無機物・重金属 |
| 7 ヒ素及びその化合物 | 地質の影響、鉱泉、鉱山排水、工場排水などの混入によって河川水などで検出されることがあります。 | 無機物・重金属 |
| 8 六価クロム化合物 | 鉱山排水や工場排水などの混入によって河川水などで検出されることがあります。 | 無機物・重金属 |
| 9 シアン化物イオン及び塩化シアン | 工場排水などの混入によって河川水などで検出されることがあります。 | 無機物・重金属 |
| 10 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 | 窒素肥料、腐敗した動植物、生活排水、下水などの混入によって河川水などで検出されます。 | 無機物・重金属 |
| 11 フッ素及びその化合物 | 主として地質や工場排水などの混入によって河川水などで検出されます。適量摂取は虫歯の予防効果があるとされていますが、高濃度に含まれると斑状歯の症状が現れることがあります。 | 無機物・重金属 |
| 12 ホウ素及びその化合物 | 火山地帯の地下水や温泉、ホウ素を使用している工場からの排水などの混入によって河川水などで検出されることがあります。 | 無機物・重金属 |
| 13 四塩化炭素 | 主に化学合成原料、溶剤、金属の脱脂剤、塗料、ドライクリーニングなどに使用され、地下水汚染物質として知られています。 | 一般有機物 |
| 14 1,4-ジオキサン | 一般有機物 | |
| 15 シス-1,2-ジクロロエチレン及びトランス-1,2-ジクロロエチレン | 一般有機物 | |
| 16 ジクロロメタン | 一般有機物 | |
| 17 テトラクロロエチレン | 一般有機物 | |
| 18 トリクロロエチレン | 一般有機物 | |
| 19 ベンゼン | 一般有機物 | |
| 20 塩素酸 | 消毒剤の次亜塩素酸ナトリウム及び二酸化塩素の分解生成物です。 | 消毒副生成物 |
| 21 クロロ酢酸 | 原水中の一部の有機物質と消毒剤の塩素が反応して生成されます。 | 消毒副生成物 |
| 22 クロロホルム | 消毒副生成物 | |
| 23 ジクロロ酢酸 | 消毒副生成物 | |
| 24 ジブロモクロロメタン | 消毒副生成物 | |
| 25 臭素酸 | 消毒剤の生成時に不純物の臭素が酸化されできる。 | 消毒副生成物 |
| 26 総トリハロメタン | クロロホルム、ジブロモクロロメタン、ブロモジクロロメタン、ブロモホルムの合計を総トリハロメタンといいます。 | 消毒副生成物 |
| 27 トリクロロ酢酸 | 有機物質と消毒剤の塩素が反応して生成されます。 | 消毒副生成物 |
| 28 ブロモジクロロメタン | 消毒副生成物 | |
| 29 ブロモホルム | 消毒副生成物 | |
| 30 ホルムアルデヒド | 消毒副生成物 | |
| 31 亜鉛及びその化合物 | 高濃度に含まれると白濁の原因となります。 | 着色 |
| 32 アルミニウム及びその化合物 | 高濃度に含まれると白濁の原因となります。 | 着色 |
| 33 鉄及びその化合物 | 高濃度に含まれると異臭味や、洗濯物などを着色する原因となります。 | 着色 |
| 34 銅及びその化合物 | 高濃度に含まれると洗濯物や水道施設を着色する原因となります。 | 着色 |
| 35 ナトリウム及びその化合物 | 高濃度に含まれると味覚を損なう原因となります。 | 味 |
| 36 マンガン及びその化合物 | 消毒用の塩素で酸化されると黒色を呈することがあります。 | 着色 |
| 37 塩化物イオン | 高濃度に含まれると味覚を損なう原因となります。 | 味 |
| 38 カルシウム、マグネシウム等 | 低すぎると淡泊でこくのない味がし、高すぎるとしつこい味がします。また、硬度が高いと石鹸の泡立ちを悪くします。 | 味 |
| 39 蒸発残留物 | 残留物が多いと苦み、渋みなどを付け、適度に含まれるとまろやかさを出すとされます。 | 味 |
| 40 陰イオン界面活性剤 | 含まれると泡立ちの原因となります。 | 発泡 |
| 41 ジェオスミン | 富栄養化現象に伴い発生する藻類によってカビ臭の原因物質です。 | カビ臭 |
| 42 2-メチルイソボルネオール | 富栄養化現象に伴い発生する藻類によってカビ臭の原因物質です。 | カビ臭 |
| 43 非イオン界面活性剤 | 含まれると泡立ちの原因となります。 | 発泡 |
| 44 フェノール類 | 異臭味の原因となります。 | 臭気 |
| 45 有機物 | 有機物などによる汚れの度合を示します。 | 味 |
| 46 pH値 | pH7が中性、7から小さくなるほど酸性が強く、7より大きくなるほどアルカリ性が強くなります。 | 基礎的性状 |
| 47 味 | 水の味は、地質又は海水、工場排水、化学薬品、藻類など生物の繁殖などに見られます。 | 基礎的性状 |
| 48 臭気 | 水の臭気は、藻類など生物、工場排水、下水、地質などに見られます。 | 基礎的性状 |
| 49 色度 | 水についている色の程度を示すものです。 | 基礎的性状 |
| 50 濁度 | 水の濁りの程度を示すものです。 | 基礎的性状 |